英語で
キャリアアップ
するなら プラスα の
「雑談力」
やり直し英語で一念発起!
ニューヨークで会計事務所を設立した "アメリカンドリーム" の元銀行員が語る、アメリカで成功したい人が獲得すべき
「 真の英会話力」とは?
英語が好きで英語を使う仕事に就きたいと願う人、海外で仕事をしてみたいと考える人は世の中にたくさんいるでしょう。しかし、実際に海外の企業や外資系企業で活躍できる人は一握りです。
ビジネス英語をコーチングするようなプログラムも世の中には数多く存在しますが、定型的なビジネス英語だけではコミュニケーションは難しいと、実際にカリフォルニアやニューヨークでビジネスの経験をしてきて感じています。
それでは、英語を使ってキャリアアップして活躍したいと思ったとき、どのような力が実践的な武器となるのでしょうか。また、どのような手段でそれを自分のものにできるのでしょうか。
私と私のビジネスパートナー2人の実体験を紹介しながら、英語で夢を叶えるための覚悟とその実践方法について考えてみたいと思います。
- Katano MR. のプロフィール
- 英語で人生を変えるならまずは自分を追い込む!
- 海外で生活したいと思いながら踏み出せずに就職
- アメリカに留学して生の英語に大困惑
- アメリカで働く=「アメリカンドリーム」
- 英語で成功するか、それとも「助っ人外国人」で終わるか
- 学校で学ぶ英語と現地で使う英会話は違う
- ビジネス英語を学べば成功できるのか?
- 英語の「雑談力」で世界が広がる
- イングリッシュシャワーは壁を突破するきっかけとしてうってつけ!
- 「雑談力」を身に着けるために英語浸けになろう!
- Kumagai MS. のプロフィール
- 英語浸けのストレスが新たな世界をひらく!
- 就職後、お金をためて留学
- トラブル連発 対応しながら学んだ
- 海外で活躍したければ求められる人材に
- 自分を追い込んでこそ「雑談力」を獲得できる だからイングリッシュシャワーがおすすめ!
- 後がないという危機感で乗り越えた
- 「雑談力」がビジネスの幅を広げている
- 英語浸け体験は「英語脳」の近道
H. Katano
日本の大学を卒業して某銀行に就職、その後アメリカに留学。
USCPA 米国公認会計士資格を取得し、ニューヨークで会計事務所を設立、パートナー(共同経営者)となる。
現在は米国と日本を行き来しながら、日米両国で事業を拡大中。
英語で人生を変えるなら
まずは自分を追い込む!
海外で生活したいと
思いながら踏み出せずに就職
私には学生の時から、漠然と「アメリカに行きたい」という夢がありましたが、英語は学校で人並みに勉強したくらいで、大人になるまで誰かと会話するという経験はありませんでした。海外に行こうにもどうしたらよいかもわからず、だから夢は夢のまま、大学生活を終えたら日本の銀行に就職しました。
それでも「英語を勉強したい」という気持ちは消えず、あるとき意を決して、駅前によくあるような英会話スクールに入会し、猛勉強を始めました。これが自主的に英語学習を開始した最初です。
とにかく熱心に英会話スクールに通い、それだけでは足らずにイングリッシュカフェにも通い詰め、そこでたくさんの友だちができました。しかし、それでもうまく英語を話すことができず……。
そんな私とは対照的に、イングリッシュカフェで人気者になっていたのは、海外留学やワーキングホリデーの経験がある人たちで、楽しそうに会話する彼らを見て心の中で思っていました。「自分もそういう人になりたかった」と。
アメリカに留学して
生の英語に大困惑
そんなとき、勤めていた銀行の経営状態が金融危機によって思わしくない状態に陥り、それを機に日本での生活にも英語学習にも一区切りつけようと思い立ちました。もう思い切ってアメリカに行ってしまおうと考えたのです。
渡米するなら必ずビジネスで成功したい、そう考え、カリフォルニアの大学に留学して資格を取るための勉強を始めました。ところが、ここでまず困惑させられたのが、現地の英語は英会話スクールのそれとは大きく異なる、という事態でした。四六時中、英語に囲まれる生活になって初めて、これまで使ったことのなかった表現やニュアンスが、生の英会話には散りばめられていることに気付き、これまで学んできた英会話とは何だったのかと愕然としました。
そこで、留学後1、2年は日本人と付き合うことなく、英語のみで生活をしていました。ホームステイ先はベトナム人家族でしたし、特に留学当初は毎日図書館でDVDを借りて映画を1本見ることを日課にして、自ら英語浸けになることを心がけました。
アメリカで働く=
「アメリカンドリーム」
大学で国際ビジネス資格・USCPA(米国公認会計士)を取得し、インターンシップとしてサンディエゴのベンチャーキャピタルに勤務するようになったのですが、英語でキャリアアップしたいという思いが強かったので、実務経験を積むためにロサンゼルスにある日系3世が経営する会計事務所で働かせていただくようになりました。
「あなたの生き方は、1つのアメリカンドリームですよ」
その頃、人から言われた言葉です。さまざまな国からあまたの留学生がやってくるが、真の英語力を獲得してアメリカで仕事をできる人はほとんどいない、と。そんな言葉を言われるようになるとは、日本で英会話スクールに通っていた頃にはみじんも想像もできなかったことです。
会計事務所で実務経験を積んだ後、ニューヨークに移り、日系企業の現地法人に現地社員として就職。現地社員とは、つまりアメリカ人と同じ立場で職を得たということです。英語がほとんど話せないところから出発して、留学して資格を取ってキャリアを積み、本当にアメリカに求めてもらえるようになったのだと実感しました。
現在は独立して会計事務所を設立、日米を行き来する生活を送っています。
英語で成功するか、
それとも
「助っ人外国人」
で終わるか
学校で学ぶ英語と
現地で使う英会話は違う
日本を飛び立ち、アメリカの地を踏んで強く感じたのは、先に述べたように英会話スクールと現地で実際に使われる英語は全く異なるということでした。
生活で使う英語は、日本語でもそうであるように、文法の正確性よりも言いたいことを伝えるためのニュアンスの方が大切にされます。本に書いてあるような四角張った言葉で友人や家族と会話することなどあり得ませんし、だからこそテキストには載っていないような口語的な表現もたくさんあって、それらは実際の会話を繰り返してこそ身に着くものです。
現地で通用する真の英会話力を獲得するには、日常的にネイティブ以上の英会話量をこなすしかない。そう考えて留学後しばらくは徹底して日本語を排除した生活を送りました。今考えてみると、それは真の生きた英会話を使えなければ、本当の意味でアメリカに馴染むことも成功することもできないのではないかと、切羽詰まった危機感を覚えたからかもしれません。
学校、ホームステイ先、カフェ、スーパーなど、あらゆる環境での英語浸けの日々は、最初の頃はとにかくストレスになりました。相手の言うことがわからない、わかったとしてもうまく返答できずにもどかしい、でも自分自身で乗り切らねばならない。誰にも助けてもらえない環境というのは本当に辛い、苦しいと感じた時期もありましたが、あれは必要な経験だったと確信しています。
日本で英語を勉強しながらいつかはキャリアアップしたいと考えている人も、どこかで自分を追い込んで壁を乗り越えなければならないときがくると思います。高学歴でもTOEIC高得点でも、ストレスになるほどに英語のシャワーを浴びるという体験を乗り越えないと、いざ外国人と会話をする段階になって「聞き取れない、言葉が出てこない」ということが起こりかねません。
ビジネス英語を学べば
成功できるのか?
ニューヨークで仕事をするようになって、気が付いたことがありました。現地に駐在している日本人に何人も会ったのですが、英語で挨拶はできても、その先の言葉が出てこず、スモールトークやディベートといった場面になると、一歩下がって黙ってしまう人が多いのです。ビジネスにおいては優秀な方々ばかりなのに、英語での自由な会話になると無口になってしまいます。
例えば、高学歴の人ほどプライドが邪魔をして、人前で英語を話すことが苦手というケースは少なくありません。資料をもとにした会議での報告などはできても、会話の経験が乏しいので、発音に自信がない、とっさに文法を間違ってしまわないだろうか、簡単な単語ではなく気の利いた単語を使わなければ……などなど、頭でっかちになって、雑談で尻込みしがちです。
ところが、あまり英語を勉強してきたわけではないけれど、アメリカに住んで見聞きするままに英語を獲得したような人ほど、ごく自然に英語に馴染んで仕事もこなせます。
この優秀だけれど無口になってしまう人と、後者の英語の勉強をしていないけれど溶け込んで生活している人の違いは何でしょうか。それは、これまでこなしてきた英会話量だと思います。後者の場合は、アメリカという英語浸けの環境に飛び込んで、最初はわからないことがたくさんあって戸惑い、トラブルもストレスも経験してきたことでしょう。それを乗り越えてこそ「英語脳」を獲得し、今があるのだと思います。
当然のことながら、英語でビジネスをするのであれば、相手にとって無口な人よりも、コミュニケーションをスムーズに取れる人の方が好ましいに違いありません。そのような真の英会話力は「英語脳」に裏打ちされたものです。
英語の「雑談力」で
世界が広がる
英語を話し慣れている人は「英語脳」でポンポンと気持ちの良い会話ができるので、急に上司やビジネスの相手に話しかけられてもドギマギすることはありません。「英語脳」を獲得するにはやはり苦しいほどの英会話量をこなすことが必要で、これを乗り越えた人は英語で雑談する余裕もあります。この「雑談力」がビジネスの世界では大切だと考えています。
日本では一般的に、よほど親しくなければ年の離れた上司と部下が朝から雑談するということはあまりないかもしれません。しかし、相手が同僚であれば、挨拶に続いて「今日の電車は混んでましたね。○○でイベントがあるそうですよ」といった雑談を通じて、円滑な人間関係を図ろうとするものではないでしょうか。
一方、アメリカでは相手が上司であっても、朝の挨拶に続いてスモールトークでコミュニケーションを取ることは決して少なくありません。普段、仕事の相談や報告を卒なくこなしていようとも、ちょっと話しかけたときに雑談すらスムーズにできないとあっては、相手に「面白くない人」という印象を与えてしまうのは想像に難くありません。
ビジネスの相手との雑談でも、それが信頼関係や新しいビジネスの展開にまでつながっていく可能性があります。気の利いた会話を持てる相手には興味が湧いて、もっともっと話をしたくなるものでしょう。そこから、新しいプロジェクトが生まれたり、新たな取引先を紹介されたりと、人間関係が広がる可能性を秘めています。
せっかくビジネス英語を学んで、夢を叶えて海外や外資系企業などで職を得ることができたとしても、英語での「雑談力」に欠ける人は自分の魅力を発揮できません。雑談でこそ自分をアピールできるのです。それができなければ、仕事はできるけれど「日本から来た助っ人外国人」と認識されて、企業や社会の中に溶け込むことは困難だと思います。
イングリッシュシャワー
は壁を突破するきっかけ
としてうってつけ!
「雑談力」を身に着ける
ために英語浸けになろう!
前述したように、私は英語での雑談には瞬発力が大切で、それには英語で理解して英語で考える「英語脳」が必須だと、自己の経験から確信しています。この「英語脳」を獲得するためには、おびただしい英会話量をこなすことが近道の1つなのですが、通常であれば海外に住まない限り、そのような環境に身を置くことは困難なのです。
ところが、安井氏に勧められた「イングリッシュシャワー」を受講してみて驚きました。この講座は、日本に居ながらにして、しかもオンラインなので自宅に居ながらにして、海外に住んでいるのに匹敵するほどの英会話量を確保できるからです。1日あたり6時間、または9時間のオンライン英会話レッスンを受けるということで、むしろ受講前はこれほど長時間の英語のシャワーに堪えられるだろうかと少し不安に思ったくらいでした。しかし実際は、講師は厳選された一流のフィリピン人で、発音もきれい、話題も豊富、さらに教材も工夫されていたので、時間を追うごとにどんどん楽しくなって、終わってみるとあっという間に感じられました。後で聞いたところによると、e英会話の講師は全員が大学出で、専門的に英語や教育学などを学んできた人物が大半とのことで、受講内容のクオリティの高さにも納得しました。
英語でキャリアアップを目指したい、英語圏や外資系の会社で活躍したいと考える方には、1~2日の短期間ではあるものの、会話量としては現地に住むのに匹敵するほどの濃厚さを手軽に体験できるので、「英語脳」養成メソッドの一環として「イングリッシュシャワー」がおすすめです。マンツーマンなので逃げ道はないものの、言葉に詰まったり戸惑ったりしても、講師が丁寧に他の言葉で誘導してくれるので、英語の壁をひとつひとつ突破するための手助けをしてくれます。否応なしに壁に向き合わされ、追い込まれた状況を提供してくれる場など、なかなかないものですが、それをオンラインで経験できるのは利用価値が高いと感じました。
私が日本で英会話スクールに通っていた頃に、この「イングリッシュシャワー」があれば、絶対に利用していたでしょう。そうすれば、渡米する前にもっと英会話に慣れることができたのではないかと思います。英語でキャリアアップしたいけれど「雑談力」に自信がない方は、まずこのレアな英語浸け体験に挑戦することで、次の一歩を踏み出せると思います。
次に、私のビジネスパートナーである熊谷さんにも話を聞いてみました。共通点があることに驚きます。
A. Kumagai
ニューヨーク州の法務、税務、財務に精通。 ニューヨークで日本からの進出企業の設立や、運営のコンサルティングを主に行い、また日系企業以外の現地の建設業や不動産業、宝石加工業、レストラン、家具製造業者など、幅広い業種の顧客から信頼を得ている。 マンハッタン在住。英語浸けのストレスが
新たな世界をひらく!
就職後、お金をためて留学
私は短大の英文科出身で、大学の2年間はすべての教科を英語で学びました。そう聞くと、留学したのと同じくらいに英語浸けになって英語を話せると思われがちですが、授業以外の友だちとの会話もアルバイトもすべて日本語で、プライベートでは英語をいっさい話さなかったため、英語が完璧だという感覚はありませんでした。そのため、英語を武器としての就職はできず、自分のなかには英語が中途半端だという思いがありました。
そういったことから、仕事をしながらも留学するという目標を持って、稼いだお金から留学資金を貯金していました。そして、23才の時にサンフランシスコのコミュニティカレッジにあるESL(大学付属英語プログラム)に入学しました。
その際、先に渡米していたハーフの友人とルームシェアをすることにしたのですが、もう1人ルームメイトが居て、その人は日本語がわからなかったため、友人とも英語で会話することに。ESLには日本人もいたのですが、私はチャイニーズやメキシカン、べネスエラの子たちと一緒に居ることが多く、徹底して日本語を話さない生活を送りました。
トラブル連発
対応しながら学んだ
アメリカでの留学生活において悩まされたのは、何度もトラブルに見舞われたことです。
例えば、学校に行って履修申請済みの教科を受けようとすると、手続き不備で「あなたは履修できない」と言われたことがありました。日本に居ればなかなか起こりえないことだと思うのですが、このような予期せぬトラブルは学校だけでなく生活の場でも少なからず起こりました。そして、その都度ルームメイトたちに助けを求めました。
助けを求めると言っても、代わりに対処してもらうのではなく、このような事態に対応する際のアメリカ流のナイスな表現やオフィシャルな言い方、つまりネイティブならどうするか、どう言うかをアドバイスしてもらったのです。
また、このようなこともありました。カリフォルニア州からニューヨーク州の大学にトランスファーしたのですが、履修済みなのに州が異なるせいで認められない教科が複数あり、それらを再履修しなければならなくなりました。日本のように小さな国であれば起こりえないことです。そのせいで卒業まで予想以上の時間を要しました。
海外で活躍したければ
求められる人材に
州をまたいで大学を移ったことによって、思いのほか卒業までに時間がかかったのですが、いざ卒業が目の前に来たところでリーマンショックが起こり、日本でもアメリカでも就職先がなかなか見付からないという状況に陥りました。帰国するか、それともアメリカに留まるか、その選択を突きつけられたとき、初めて真剣に「アメリカに居る自分」を見つめなおしました。
30才を過ぎた自分がアメリカに居たいのであればどうすべきなのか。今の自分はアメリカで何ができるのか。
出した答えは「アメリカに居たいのならアメリカに求められる存在になるしかない!」ということでした。そこで、今の自分には就職先が見付からないのであれば武器を備えようと、一旦就職はやめて、大学院のファイナンス専攻でビジネススクールに行くことを決意したのです。
23才でアメリカに来て、すでに長い学生生活を送っていたので、血のにじむ努力をして通常よりも短い1年半でMBAを取得、無事に日系企業の現地法人に就職することができました。
その後ニューヨークで独立し、現在は日本からの進出企業の設立や、運営のコンサルティングを主に行っています。
自分を追い込んでこそ
「雑談力」を獲得できる
だからイングリッシュシャワーがおすすめ!
後がないという危機感で
乗り越えた
英語には、もともとの地頭よりも、それをこなせる体力の方が必要です。現地に行くと、否が応でも英語のシャワーを浴びなければならず、それから逃げたくなると日本人同士で集まってしまうことも少なくないでしょう。言葉が通じる相手が居ると、楽な方に引きずられがちなのは人間なので仕方がないかもしれませんが、それでは海外で活躍できる精神力も体力も足りません。
私は一度就職して自分で貯めたお金で留学していたので、時間を無駄にしたくない、早く英語を話せるようになりたいという並々ならぬ思いを抱いていました。それゆえに、ルームメイトが日本語を話せようが英語で生活しましたし、トラブルに見舞われてもとにかく自分で対処しようと努力しました。
「後がない」という危機感があったから、特に最初の頃は英語が理解できなくて追い込まれても、音をあげることはなかったのかもしれません。その経験があってこそ、今の私があるのだと思っています。
「 雑談力」が
ビジネスの幅を広げている
現在、私はニューヨークで独立して法務や税務、財務などに関連した事業を行っていますが、有難いことに人づてにお客さんがお客さんを紹介してくれるので、今では日系企業にかかわらず様々な業種の方々と関わらせていただいています。
例えば、飲食店の業務のつながりで、「こんな人がいるのだけど」と関連する内装業者やレストランなどの椅子を作るデザイナーなどを紹介され、業務をお任せいただけるようになりました。また、生け花のアレンジメントに行ったら、そこでユダヤ人のジュエリーデザイナーと知り合い、自分の工房でも業務を引き受けてほしいと話を頂きました。
もちろん、ただそこに居るだけで話を頂けるわけではなく、コミュニケーションの中で異国からやってきた私のことを信用してくださったからこそ、その輪がつながっていったのではないかと思っています。私自身、いろいろな業種のことを知ることができ、世界が広がって楽しいので、興味を持って初対面の方とも積極的にお話をするようにしています。それはまさに「雑談力」と言えるのかもしれません。
英語浸け体験は
「英語脳」の近道
短大ではすべての教科を英語で学びましたが、プライベートでは日本語のみだったので、英語浸けというにはほど遠いものだったと振り返ります。留学してからの本物の英語浸けは、最初は辛かったのですが、我慢してねばり続ければそのうちその辛さも麻痺していきました。そして、いつのまにか英語の世界に馴染んでいくものだと、私自身の経験から思っています。
学生の頃、寝る時間を削らなければこなせないほどの課題を自分に課したことがありました。もちろんすべて英語です。最初は仕上げるのに3時間かかっていたレポートが、そのうちに手が勝手に動くようになって、いつのまにか何分の1程度の時間で仕上げられるようになったという経験があります。
「英語脳」の獲得にも、英語を詰め込む苦痛やストレスがかかり、上手く答えられなかったり説明できなかったりして落ち込むことはよくあります。しかし、いつのまにかそのストレスに慣れて麻痺している自分に気が付き、その先には必ず新しい世界が見えてきます。
イングリッシュシャワーは、それに似た環境を提供してくれるので、英語でキャリアアップを目指す人にとって「英語脳」を鍛えたい、「雑談力」を身に着けたいという夢を叶える突破口となるのではないかと思います。
年齢も出身も異なる熊谷さんがアメリカに留学したとき、やはり同じく日本語を排除した環境を自らつくり、またアメリカ社会に求められるためには何をすべきか、と考えた点が共通しています。そして、私たちはニューヨークで知り合い、仕事のパートナーとなりました。
そう、アメリカで生きていくには、ただの「英語の上手い日本人」にとどまってはいけないのです。それには「英語脳」が必須。
「英語でバリバリ仕事できるようになりたい!」
その夢を叶えるため、大好きな英語のシャワーに苦しみもがき、それに耐えた人にしかたどり着けない世界を目指しましょう!